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traces2008 -AUGUST-

2008年8月のトピックス

さて、7月に引き続き、今月もkingyoのライブ絵日記です。

8月は羽毛田さん出演ライブが4つもありました。ツアーでもないのにこんなにいっぱいスケジュールが入るのは、なかなか演奏姿を見られない羽毛田さんにしてはめずらしいこと。さすがに北海道はあきらめましたが、3つのライブにはしっかり参加してきました。(ズムステの前日でなければ、北海道も行ってたかもでしたけどね汗)

8月3日に行われたライブ・イマージュの特別版「SoulSwitch in Marunouchi Point Green Live 2008」については、すでにライブレポート提出済みなので、そちらをご覧ください。このライブについては、羽毛田さんも公式サイトのブログで摩訶不思議(?)でユカイなご報告をされていますので、まだ見てない方はそちらもどうぞ。

さて、2001年の鬼束ちひろさんのサポート以来、7年ぶりに石狩湾新港特設ステージに登場した羽毛田さん。今回の「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO」はパーカッションの藤井珠緒さん、チェロの中村潤さんとともに、元ちとせさんのサポートとして出演しました。さすがにこのライブに参加したというご報告は今のところありませんが、スペースシャワーTVでありのまま流してくれるのが「ライジングサン」のよいところ。今回も、下記の日程で5週間連続で毎週日曜日にライブの映像が放送されます。
10/5・12・19・26・11/12(日)20:00〜22:00
元ちとせさんのステージがいったいどの日に見られるのかは大いにフメイですが、スペシャが見られる方は、ぜひチェックしてみてください。

ズムステ「ライジングサン」出演の同じメンバーがその翌日北海道から東京に大移動し出演したのが、汐留の日本テレビで行われた「ズームスーパーステージ」略して「ズムステ」でした。これは日本テレビの朝の番組「ズームイン!スーパー」恒例の夏の無料ライブで、昨年も私は出席しております。それが、今年は羽毛田さんがご出演ということで、土砂降りの雨の中、雨合羽ひとつで開演二時間前からステージ前にスタンバイしたおかげで、充実のステージをリハーサルこみでしっかりとこの目、この耳に焼き付けてきました。

この日の出演は中孝介さんと元ちとせさんの奄美コンビ。この組み合わせは昨年の鎌倉鶴岡八幡宮でのライブで経験済みですが、そういえばあの日も土砂降りだった。あの日は台風がらみの土砂降りだったので、もう立ってるだけで精一杯でしたから、この日の雨なんぞちょろいちょろい。だんだん強くなる雨足に、多くのお客さんが帰ってしまいましたが、私はむしろ雨を楽しみつつ開演を待ちました。
ちょうどスタンバってから1時間ぐらいたったころだと思いますが、ステージにアーティストの皆さんがちらほら姿を見せ始めました。
「お!リハが始まるんだ!」予想していなかったので、早くもkingyoさん興奮状態に。
チェロの音が奥から聞こえてきたので、「バンド編成だ!」
そして、珠緒ちゃんがパーカッションの調整のために登場。入念な打ち合わせをしていました。
今日は小さなステージ(写真参照)なので、ピアノはエレピ。最初、ピアノ席にはガタイのよいスタッフの人が数人座ったり囲んだりしていましたが、雨合羽の帽子の陰からふと見ると、キーボードの下から見えてる足が細い。
「えらく足の細いスタッフだなぁ」と思っていたら、前に立ちふさがっていた人がいなくなり、その細い足の持ち主は羽毛田さんであることがわかりました!

ちとせさんも孝介さんも頭の部分だけ音あわせをして、リハーサルは終わり。そのあと開演までさらに、1時間弱待ちました。

そもそもなんでこんなに早くスタンバイしたかというと、元ちとせさんのシングル「蛍星」とアルバム「カッシーニ」同時購入者特典のシークレットライブご招待(私は落選)の日程が、このズムステの日程と重なっていることにピンと来たからでした。
「これは、当選者のためにちゃんと席が確保されているに違いない…」

思ったとおり、会場に行ってみるとステージの前のかぶりつきのところにパイプ椅子がずらずらっと並べてありました。ズムステはいつも立ち見か体育座りなので、この厚遇ぶりは絶対当選者席。私のような落選者含め、普通のお客さんはロープで仕切ったさらに後ろで立ち見するようになっていました。
でも、こんな雨じゃ座ってみるのはつらいだろうなぁと思っていたら、さらに雨が強くなってついに椅子は撤去されました。
最終的には、当選者席はただロープで仕切られただけの前方で立ち見になり、そのロープもぐぐっと前方に移動。ちゃんと準備をしていた私たち一般合羽隊は「前に行っていいです」とお許しが出たので、私はいち早く羽毛田さんのピアノ席下、当選者エリアとの境界あたりを確保しました。
しばじゅんシークレットライブに続き、ちとせさんシークレットにも落選したときはハゲシク落ち込みましたが、ふたを開けてみればまぁよかったな。二時間待ったけどね。禍福はあざなえる縄の如しだわね!とか、ひまだったのでいろいろ頭の中で独り言を言って過ごしました。

そして、ついに待ちに待った夕方6時、開演!
テレビっぽい派手な音楽が響き渡り、ズームインでおなじみの駒ちゃんこと駒村多恵さん奥浜レイラちゃんが浴衣姿で登場!
駒村さんは、以前ライブの楽屋に羽毛田さんを訪ねて来られていた時にお目にかかったことがあったのですが、初めて見るナマ・レイラちゃんのテラ可憐さにドキュン。

まず最初は中孝介さんが登場、黒木千波留さんのエレピサポートで「花」、「少年時代」(井上陽水さんのカバー)、そして新曲の「絆」を歌いました。中さんの生歌はもう何度も聴いていますが、もともと新人離れした上手さはあったのだけど、ここ最近聴衆の心をつかむ術というか、自ら空気を作り出す術というか、プロとしてライブをする力が一段とアップしたような気がします。そういえば、スポーツ刈りっぽかったヘアスタイルも、長くなって毛先がツンツン立ってオシャレになってるし。

「花」は森山直太朗さんとのコラボ作品で中さんがブレイクした曲、そして「絆」は羽毛田さんがサウンドプロデュースした発売前の新曲で、なかなかよい組み合わせでしたが、真ん中の「少年時代」は「へぇ〜」とびっくり。井上陽水さんの声で耳にしみ込んでいる「あの」名曲ですから。でも、中さんらしい、素朴でちょっとひなびた感じのする「少年時代」になっていて、とてもよかったです。

中さんが「絆」を歌い終えると、元ちとせさんが三味線(奄美のは蛇皮線)を持って登場、私も初体験の、2人の島唄が披露されました。曲は、糸は切れてしまってもまた繰り合わせることができるが、人と人のつながりは一度切れてしまったら簡単には元に戻らないんだよ、ということを歌っているという「糸繰り節」でした。

私は、ポップス歌手の声としては元ちとせさんより中孝介さんの声のほうが好きなのですが、この島唄を聴いて、ちとせさんの太く座った豊かな声にびっくりしました。孝介さんの声がむしろか細く聞こえる…。「100年に一人の声」と言われる理由がわかったような気がしました。

続く元ちとせさんのステージは、エレピ羽毛田さん、パーカッション藤井珠緒さん、チェロ中村潤さんというサポートメンバー。これは前日のライジングサンと同じメンバーということで、北海道に行こうかなと思いつつやっぱりやめた私にとってはライジングサンの再現で、とても嬉しかったです。メンバーの写真は元ちとせさんのブログ「ハナダイロの日々」にも掲載されているので、ぜひそちらをご覧ください。羽毛田さんは、ときどきライブハウスでのライブなどで着ている白地に黒のガジガジ模様のシャツに着替えて登場でした。

考えてみると、こんなにひどい雨降りの中、それでもライブやってくる人というのは、よっぽどお気に入りのアーティストがいるファンか、もしくは元ちとせさんと中孝介さんの場合、奄美大島出身の方々です。この会場でも、島出身の方がたくさん来られていました。「とい〜」とちとせさんの島での愛称を呼ぶ声が飛んだり、偶然親戚同士が会っちゃった、なんていうこともあったみたいで、とってもほのぼのした雰囲気。やはりこの2人のシンガーは奄美大島の人々にとっては、文字通り「宝」なのだなと思いました。
そんな状況だから2人とものびのびと歌っていて、特にちとせさんはとっても調子がよくて、スマッシュヒットの「ワダツミの木」、最新曲の「カッシーニ」「蛍星」を雨雲を吹き飛ばすように高らかと歌っていました。

「ワダツミの木」はとてもユニークな節回しの歌ですが、伴奏もユニーク。羽毛田さんのエレピが力強くリズムをきざんで、ものすごくかっこよかったです。「カッシーニ」は、最新アルバムの中でも私が一番好きな曲。ちとせさん自身も、「ちょっと遠い人」のような歌が多かった自分だけど、もう少し聴く人に近づいた感じの曲を歌いたい、というようなことを話していましたが、まさにちとせさんらしくその境地に踏み入った曲だと思います。これを本当に楽しそうに歌っていて、バンドメンバーもめちゃくちゃ楽しそうにグルーブしてるし、聴いてる私ももう、楽しくて楽しくて。気が付いたら、雨はすっかり小降りになってました。

雨といえば、MCでは「誰のせいで野外ライブで雨が降るか」ということが話題に。
それぞれ自他共に認める「晴れ男」「晴れ女」の孝介さんとちとせさんですが、晴れと晴れが合わさって「雨になっちゃうのか?」という結論に。去年の鎌倉でずぶぬれになって2人のデュエットを聴いた私としては、大きくうなずきたいところでした。でも、この後池上本門寺ライブでも大雨、そして9月のJ-WAVEライブでも晴れてると思ったら帰り際にゲリラ雷雨に襲われ、「原因は孝介+ちとせ+私か?」とひそかに冷や汗…。

ちとせさんコーナーのMCでは、レイラちゃんの「映画『クライマーズ・ハイ』のエンディングでこの蛍星が流れると、もう席が立てなくなっちゃったんですよ!」発言に、ちとせさんが「これはエンディングで流れるんじゃないんですねぇ。」とつっこみ、レイラちゃんが「あぁ、どこか違うところだったんですね…」と涙目に。レイラちゃん、ミスっちゃったけど、ミスったレイラちゃんもテラ可憐です!
MCではさらに、びっくりの新事実も明らかになりました。
私は駒ちゃんはお仕事関係で羽毛田さんとお知り合いなのかと思ってましたが、なんと、音楽学校の作編曲コースの先生・生徒のご関係だったそうです!(もちろん駒ちゃんが羽毛田さんの生徒)
全く違う分野での、ステージ上師弟対決でありました。

20世紀少年サイコーさて、歌のコーナーは終わりましたが、「ズムステ」にはもうひとつ大切な演目があります。
そうです、カメラに向かって「ズーム、イン!」です。
いつも会場のお客さんもいっしょにズームインするのですが、今回はカメラが一番後ろにあったので、お客さんが後ろを向いて「ズーム、イン!」することになりました。

羽毛田さんの「ズーム、イン!」は、今年の3月31日に「お天気コーナーのBGM“ハローグッバイ”プロデューサー」として紹介されたときに番組の中で見ましたが、この日のは「はけちゃん・ナマ・ズーム、イン!」です。
お客さんもステージの方々も、みんな最後尾のカメラに向かって大合唱しましたが、私が一人前を向いたまま羽毛田さんのナマ「ズーム、イン!」姿をしっかり脳裏に焼き付けたことはいうまでもありません。
残念ながら、北京オリンピックに押されて、翌日の「ズームイン!スーパー」でこのシーンが放送されることはありませんでしたが…。使われるとしたら、来年の宣伝用かもね(笑)

そんなこんなで体は冷え切ったけれど、心は熱く満たされた、とっても頑張ったかいのあった今年の「ズームスーパーステージ」でした!

あれ?池上本門寺ライブのこともここに書こうと思ったのに、こんなに長くなっちゃった。
やむをえまい。本門寺ライブはライブレポートして、別ページに掲載しますので、そちらをご覧ください。
(080910 kingyo)

(追記)この日は羽毛田さんを終演後お訪ねしなかったので、ご本人の写真がありません。
その代わりといっちゃぁなんですが、私がつい先日観にいった映画「20世紀少年」のオブジェ(日本テレビ内にある)の写真をご覧ください。特に意味はないんだけどね。
上のステージ写真は終演後、すでに撤収中。真ん中のエレピを羽毛田さんが弾いていました。

2008年8月の足跡

またまた文字通り「King Harvest」な今月でした。
TOPICSでも書きましたが、かつてないほどいろいろなライブにご出演だった羽毛田さん、私も力の限り(?)追いかけました。
作品としては、サウンド・プロデュースでゴンチチ、ジェイク・シマブクロの新アルバムに1曲ずつ参加。私はまだ聴いていないので、すでに聴いた方はぜひご感想、推薦文などお寄せください。
ドラマ劇伴としては、2006年の「最後のナイチンゲール」に続いて二度目の日本テレビ特別ドラマ劇伴を担当。今回は、今まであまり公に語られることのなかった樺太の「真岡郵便局電話交換手自決事件」を、丁寧に描いた秀作ドラマでした。よい脚本、すばらしい役者さんの演技を得て、深く、美しく、ストリングスを駆使した羽毛田さんの音楽がとてもよい仕事をしていました。
7月から始まった各アニメも、そろそろ中盤を越えました。
「魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」のすばらしさは先月のtracesにも書きましたが、このアニメの評判が後押ししたのか、実写版「夏のソラ」の今冬上映が決定しました。
 映画公式サイト http://www.maho-movie.com/
もちろん劇伴は羽毛田さん担当です。そもそも映画が先で、そこからアニメが生まれたので音楽制作も映画のほうが先でしたが、映画の公開日程がなかなか決まらなくて書庫番やきもきしておりました。クリスマスシーズンの公開となるようです。ぜひ、映画館へ行きましょう!主演は美少女山下リオちゃんです。
また、アニメのサントラとmicc(劇中のシンガーソングライターYASUKO)が歌う挿入歌アルバムが9月に発売されます。このアルバム「下北沢北口、銀行前にて」を制作中だった羽毛田さんから、「おもしろいアルバムになりそう!」と先日ご報告が。すでに発売中のエンディングテーマ「乾いた花」(羽毛田さん作曲)とともに、アニメが放送されていない地域の皆さんもぜひ、音楽からこのアニメを楽しんでみてください。
「西洋骨董洋菓子店」、だんだんバッハが姿を現し始めました。内容的にはBL系?!と思っちゃうくらい男性同士の恋心中心、ケーキはおまけかな?っていう感じですが、、、。かつて放送されたドラマは、かなりソフトにアレンジされていたんだねぇ^_^;
そして「夏目友人帳」の夏目君も、多くの妖(あやかし)に名前を返し続けています。原作コミックにはない独特の世界観がこのアニメには感じられて、とうとうこれまで放送された全話泣いて、今なお記録更新中の書庫番です。羽毛田さんはエンディングの中孝介さんの「夏夕空」をサウンドプロデュースしていますが、この伴奏が西海孝さんと古川昌義さんのダブルギター。じーーんと胸にしみるエンディングを迎えたとき、この優しいギターの音色と孝介さんの声がそっと流れてきます。これがいいんです!
ちなみにこの「夏夕空」は9月6日に行われた「J-WAVE〜LIVE AUTUMN」で演奏されましたが、このときは越田太郎丸さんと渡辺等さんのダブルギターでした!

3日 SoulSwitch in Marunouchi Point Green Live 2008
   live image premium night
出演(音楽監督・メインアーティスト) ⇒レポ
4日 テレビ東京系アニメ「夏目友人帳」第5回放送
6日 テレビ朝日アニメ「魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」第5回放送
   ゴンチチアルバム「VSOD」(ESCL-2552)発売(「good night city」SP)
7日 フジテレビ系アニメ「西洋骨董洋菓子店」第6回放送
11日 テレビ東京系アニメ「夏目友人帳」第6回放送
13日 テレビ朝日アニメ「魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」第6回放送
14日 フジテレビ系アニメ「西洋骨董洋菓子店」第7回放送
16日 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO 出演(元ちとせサポート)
17日 日本テレビ「ズームSUPERステージ」出演(元とちせサポート)
18日 テレビ東京系アニメ「夏目友人帳」第7回放送
20日 テレビ朝日アニメ「魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」第7回放送
21日 フジテレビ系アニメ「西洋骨董洋菓子店」第8回放送
23日 Slow Music Slow LIVE '08 in 池上本門寺出演(元ちとせサポート)
25日 日本テレビ開局55周年記念特別ドラマ「霧の火〜樺太・真岡郵便局に散った9人の乙女たち」放送
    テレビ東京系アニメ「夏目友人帳」第8回放送
27日 ジェイク・シマブクロアルバム「YEAH.」(SICP-1949)発売(「ICHIGO ICHIE」SP)
    テレビ朝日アニメ「魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」第8回放送
28日 フジテレビ系アニメ「西洋骨董洋菓子店」第9回放送

fishive!更新の足跡

 「get you!こんなところに羽毛田さん」No.313〜317掲載
 「NEWS〜お知らせ」テレビ放送情報・CDリリース情報・ライブ情報掲載


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