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“image la plume 2015” 東京公演

150718@サントリーホール・ブルーローズ

昨今のスマホ、パッドなどタッチパネル式デバイス全盛に対応して、今回からレポートは出した人順にどんどんつながる形式にすることにしました。ブーンブーンとスクロールして見てください。

 無名人Rさんのレポート

告知板

live image 15はチケット買いそびれて行けず。
前回のla plumeは睡眠不足で行かず。
さて、今日は?
1週間前に近所のファミマで購入。が、暑さで睡眠不足、寝坊しないか?

で、当日。出かける1時間前に寝てしまう。。
まあ、間に合いましたが。

前回参加のサントリーホールブルーローズ。
あれ???小さい子がいっぱい???
大ホールで「それいけ!オルガン探検隊」なる催しが。。。
2回目が13:30集合って、こっちの開場時間もろかぶり。。。
「パイプオルガンって、なんだ?」て書いてある。
、、、お、面白そう。

果たして「ロンドン橋、わたろ〜♪」と歌いはしゃぐ女の子たちや
多くのちびっ子・親子に囲まれ立ち尽くすハメに。

当日券は6,980円、、、あ、拙者6,480円をいろいろ込みで7,020円払ったのに?
もしや「ぴあ」だと6,480円でよかったのかしら。。
買った当日含め3回はチケットぴあ前通ったのに。orz

お花は高嶋さん、LE VELVETS、春野さん、HATSの代表からを確認。
CD販売は、いうまでもなく「HAKETA TAKEFUMI」「PRESENTS(T〜W)」
サントラが「サマーレスキュー」「銀の匙」「文明への道」「とんび」そして「天皇の料理番」
今回も購入するとサイン会に参加できるとな。
資金難ゆえサイン会はパス。。

さて、時間です。きっといい席ではあるまい、、あ、、、
御大の見えない席とはいえ前から5番目だ。。
目の調子がよいので、あとは睡魔との闘いだな。

開始。
5分後、一本さん(コントラバス)、結城さん(チェロ)、天野さん(ギター)に続き
御大の御姿が、、なんだろ、赤系のタイなさってるのか???オレンジではなさそう。

1.Pianophonic
あれ。。多重録音だから生無理かと、あきらめてたのに、、もうけた。。
ちなみに5人分を御大2人分、3名がそれぞれ1人分のアレンジ。
ここち良いが、、睡魔が。。。

image la plumeはlive imageのリラックスver。
「葉加瀬太郎さんはネゴシエーター、政治家。
「HAKETA TAKEFUMI」を出したのは、「うち(HATS)で出さない?と言いよられ→いいよ→次週には諸々セッティング完了
御大いわく「はめられた」けど「(出せて)よかった」そうな
今回は「HAKETA TAKEFUMI」を「聞き込んだ方」がいらしてるので
そちらの楽曲中心で。

3曲続けて
2.ROOKIES〜愛のテーマ〜
3.とんび メインテーマ
4.最高の人生の終わり方

「期せずしてTBS 3連発」
2.は今時見られないような不良が甲子園を目指し
3.は昭和(、、、がなんだっけ?)
4.は山Pが、、葬儀屋を継いで、と

これじゃ伝わらない、が、TVないから内容わかんない。

5.獣医ドリトル(1001???)(結城さんと)

チェロをフューチャーしたくて、、と、ここで結城さんのお話に。
音楽家には2種類。
A.音大を出てる
B.バンド上がり

A.は譜面を使う。難しい譜面ほど燃える、バイオリンとか管楽器の人
B.は譜面を使わない。難しい譜面に直面すると小さくなる

A.は「風のような感じで」とお願いすると「素人のように」演奏できない状態に
B.は適当にやってもらうと、俄然燃える

ここに、例外がいる。「結城 貴弘」その人である。
音大出なのに対応できる。
御大:「ハケタ タ"カ"フミ」を名乗ろうかと。。。
「と、ハードルを上げって、、っと」

6.に入る前に、、
「次、何だっけ?」結城さんの書面を覗き込み

6.恋の予感(「ごめんね青春」より)(結城さんと)

この辺で気づいた、、ひょっとして御大。。
ピアノ上達してません??(失礼だ、、)

7.a fine morning after the rain (一本さんと)

書き下ろしのため、お題なし。
よって、弾きたいと思っていた曲ができた。
JAZZっぽくて牧歌的

話題は一本さんに移り
一本さんは結城さんと逆(AではなくB)
バンドでエレクトリックベースだったのがコントラバスに目覚め
24歳にして東京芸大コントラバス科を受験(!!、会場騒然)
ちなみにそのためバイオリンのNAOTOさんは年下なのに呼び捨て(芸大の先輩)

8.地球に乾杯

では、御大自身は
中学でフォークに目覚め(拓郎、かぐや姫、さだ)
「拓郎になろう」と志す。楽曲のみならずMCまでもコピーしてた。

が、ビートルズに出会う。
「Let it be」,「Hey Jude」、、、、ピアノから始まるこの2曲
バンドにピアノがいない→御大がやることに
クラシックピアノを習いだす
高校2年にして
「音大に行こう!」
作曲の勉強を始める

1976-79年頃は音楽で多くのジャンルが芽生え
百花繚乱の時代
、、、「音大やめ!」
JAZZ、クロスオーバーの道へ
「大学は総合大学」までは静かだったのに
「法学部」で会場が、、、
ちなみにJAZZの学校にも通学(後ほどこれが重要なことに)
もっとも「法学部を通過して軽音楽部に5年入り浸り」

神戸→東京(「ミュージシャンになるしかない!!」)
「ピンクのスパッツをはいて飛び跳ねてた」(会場絶叫!!)
「小室哲哉のように(キーボード、シンセを山のように並べて)」
夜な夜なJAZZを演奏する日々。
いつしか時代はアイドルブーム
中山美穂、小泉今日子、工藤静香、、、
ハヤリモノずきの御大
「JAZZやってる場合じゃない!!」

中山美穂らのバックで演奏する日々

時代は90年代(アイドル冬の時代ですな)
ダンスミュージックの時代
バラエティの音楽なんかやってた、、
当時、フジテレビ月9(ゲツク)全盛時代
オーディションを薦められ、見事、優勝!!
中山美穂主演!!(縁ですねえ)

さて前出のJAZZ学校(京都)の校長が加古さん(会場騒然、みんな、だんだん繋がってきました)
羽毛田くん活躍してる→加古さんに呼び出させる
新しいものずきの御大
当時Macintosh(Mac)が流行→加古さんのようなベテランはまだ取り入れていない
→プログラマとして加古さんに呼ばれ始める
→HNKの仕事なんかも→オファー!!
「地球に乾杯」→2000年コンピレーションCD「image」に収録
→当時インストゥルメンタルCDに収録されても売れない→気にしない
→8月TEL「売れてるらしい」→12月「100万枚売れたらしいよ」「何それ!?」
→コンサートしましょう→監督に→15年も続いた仕事は他にない(流行好きだもん)

で「地球に乾杯」までで第1部終了。

15分休憩、、
今回はあまり出歩かず。。

第2部
御大を先頭に登場
9.この空と大地の出会う場所(「魔法遣いに大切なこと」より)
御大初のアイリッシュ
「アレンジしなおしてみて、いい曲だなあと」(会場拍手)

ここでソロ
10.太陽の仔(「氷点2001」より」
「氷点」はドロドロしてる→方向性はっきりして作りやすい
11.氷点2001

12.臨死体験(「立花隆 思索ドキュメント死ぬとき心はどうなるのか」)
live image 15 は1番手。
で、2曲目に演奏したところ、、、、拍手小さい、、、

映像が映画「マトリックス」みたいで、みんな「祈るように拍手してた」
(あ〜参加してないから状況わかんない)

まあ「始まって2曲目で「臨死体験」ってのも」

13.天皇の料理番メドレー(CDもってないから曲目不明)
TBS 60周年企画(ROOKIES,とんびのチーム)
昨年11月から制作テーマ曲に時間がかかり録音3日前ぐらいに完成
依頼:「時代感出して」
江戸時代なら時代劇のフォーマットがある「こういうの(ピアノをじゃーんとならす)」とか「水戸黄門」とか
けど「明治・大正・昭和」は人それぞれ「セオリーなし」
しかも「パリ留学」にまで行く→依頼;「パリらしく」
ドラマはエモーショナル→泣かせどころ「泣く」、感動させどころ「感動」と明確にする
HNKスペシャルはドキュメント(史実・事実)→デフォルメなしじゃなきゃダメ

で、TBSは「時代感」も「泣かせどころ」もスタッフの様子を見ながら作る
「まだ泣かないか、、、、」

パリ編はアコーディオンを使って「パリ感」をだしたが、「今日はピアニカで」

「あと2曲」
14.Armand's rumba(チック コリア)
15,Libertango(アストル ピアソラ)

おしまい。

あれ?初回はこの2曲の後アンコール3曲だったけど
期待していいの??

はい、アンコール拍手開始。。
早い。。。

16.My Favorite Things(天野さんと)
なんだか泣けてきた。。

17.Samba de Orfeu(ルイス ボンファ)
暑い日が続く。。。除湿系とされる音楽はいいなあ。

はい、、おしまい。。
あ、今回アンコール2曲っす。

全体として:
MCが饒舌・客席に笑い多し(観客好感触)
睡魔には辛うじて勝った(始めに御大から「寝てもいい」発言あったなあ)
目の調子がよかったのでラッキーな1日でした、、。。

 ぽこりんさんの感想

昨年3月の初ソロコン以来、またサントリーブルーローズで開催されたimage la plume。
昨日はまず、羽毛田さん登場で「おおっ!」と声が出てしまいました。
あれは何色というのでしょう、赤ともオレンジとも少し違う、緋色?でもないかな、タイとチーフ。黒のジャケットとパンツに、グレーの襟付きベスト。
そしてこの衣装については、二部の「天皇の料理番」を演奏する前のMCで、新調したという話がありました。民放のドラマの劇伴作りと、NHKのドキュメンタリー番組などの作曲の違いについて、説明したのですが、ドキュメンタリーでは細かい修正を重ねていく、たとえば(この)服を作るとき、襟の部分の生地をどのくらいの光沢にするか、とかステッチをどんなぐあいにするか、細かく修正するのと同じようにやっていく、といった内容でした。
アンコールでは、ジャケットを脱いでベスト姿での演奏でした。

初ソロコンはいろんな意味で?こちらも緊張してました。最前列だし、選曲もわからないし。でも今回はソロアルバムが発売され、ある程度は収録曲だろうと予想できたし、天皇の料理番も告知されていたので、ちょっとリラックス。
今回の曲目はRさんのレポのとおり、アンコール含め17曲。
ソロアルバム13曲のなかから、11曲が演奏されましたね。
最後の2曲、Armand's rumbaとLibertangoは覚えていたのですが、アンコールのMy Favorite Thingsは前回の記憶が喪失。というか前回はアンコールの頃にはもう頭がいっぱいでほとんど覚えていなかった、トホホ。
私もRさんと同じく、My Favorite Thingsは涙が出そうでした〜
ほんとよかったです。あえて一曲選ぶならこれかな。
そしてラストに夏らしくサンバを、とのことでしたが、昨秋のソロコンのときはAutumn Leavesと季節感を取り入れた選曲ですね。

メンバーは前回と同じですが、チェロの結城さんについてはよく知らなかったので、fishive!の質問コーナーで羽毛田さんに聞いてみたいと思っていたら、MCでいろいろと紹介してくれました。
休憩時間に、けっこうお喋りもあっていいね〜、お話も楽しいね〜、との声が聞かれましたよ〜

 kingyoのレポート

ブルーローズ

これまで、去年の3月のブルーローズ、10月の浜離宮朝日ホールと、羽毛田さんのソロコンサートはずっと皆勤の私ですが、レポート一回も提出せず、、
今日はコンサートが始まる前に客席で「私絶対今回は書くから」とまわりの人に聞こえるように声に出して宣言しました。
無名人Rさんが即日、実に簡潔明瞭な通しレポを出してくださったので、頑張って書きます。

台風11号の影響で、関西は交通がマヒしてしまうぐらい大雨だったこの日、東京も湿度高く気温も高く、サウナみたいにムンムンしていました。
初回に続いて2度目のブルーローズ、私が着いた時はちょうど小雨が降り始めたところでしたが、なぜかサントリーホールの前には大量のお母さんと子どもたちが。雨宿りでもしてるのかなと思ったら、みんな一斉にスマホのカメラを上の方に向けて何か撮っている!
何事かと思ったら、サントリーホールの入口の上にあるからくり時計が動き出したのでした。最初は静かに動き出したけど、だんだん派手な大音量に、、

その後、開場時間になったので、その人ごみをかき分けかき分けブルーローズの入口に行きました。
ところで、ブルーローズの入口扉の上に、こんなリアルブルーローズが飾られてるんですね。ちょっと離れてみた時気が付きました。
このバラは何でできてるんだろう?なんであんなに小ぶりなんだろう?なにゆえさかさま?

今回は、ぽこりんさん、みなみさん、Menaさん、私といういずれもはけちゃん歴ベテランの4人の精鋭部隊で固まって参加しました。
席は前の方のど真ん中。羽毛田さんとアイコンタクトできちゃいそう?!

開演になって、メンバーが登場。この時思い出しました。去年の10月の浜離宮朝日ホール、チェロの結城さんがものすごくうれしそうにニコっニコして登場したなってこと。
その時は羽毛田さんがMCで、すごくリハがうまくいって、もうこのまま帰ろうかっていうぐらいよかったと話していたから、その出来に満足して結城さんはあんなにニコニコしてたのかと思ったのですが、なんと今回も結城さんはニコっニコして出てきました。
きっと結城さんはそういう朗らかな人なんだな。でも、今にも笑い出しそうなレベルでにこにこなんです。

羽毛田さんは新調の三つ揃いスーツで登場。サーカスの猛獣使い的な感じ。ネクタイもチーフも赤かったねぇ!朱色というか。
でも私は知っている。靴下は明るい緑と黒のシマシマだったことを。
今日のみためポイントは「シマシマくつした」(羽毛田さん)、「ズボンのすそ入れブーツ」(結城さん)、「カチューシャ」(一本さん)。
なぜ一本さんはカチューシャつけてたんだろう・・・髪がじゃまだったから?
すごく大柄で小顔な女子高生みたいに見えました。
天野さんにもポイントを見つけようと思ったんだけど、天野さんの全体像は大きな譜面台に隠れてあまりよく見えず、、でも小さな柄が散った、黒っぽい地のシャツを着て、相変わらずシブかっこいい天野さんでした。

1曲目のPianophonicは、私もRさんと同じくすっごくうれしかったです。かっこいいもの、この曲。
最初にアルバムで聴いたとき、「うわー、CMとタイアップしてほしい!」と思いました。いますぐiPhoneとか、かっこいい電子機器のCMで使えるなと思いました。車でもいいな。どこかの宣伝部の方、今からでもいいので使いませんか?

この曲と、それから後ほどベースの一本さんと二人で演奏した「a fine morning after the rain」は今回のソロアルバムの中でもピカイチ私のお気に入りの曲です。
a fine〜のほうは、昔好きだったデイブ・グルーシンの曲みたいに、ニューヨークの風景が浮かぶようなちょっとアメリカンな感じ。摩天楼ではなく、セントラルパークっぽいけれど。
「お題なしで自由にお作り!」というのは、羽毛田さんにとっては楽しいような、でもかなり苦しいような、だと思いますが、そんな曲ばかりのアルバムも聞いてみたい気がします。

2曲目からの「期せずしてTBS三連発」ですが、「とんび」は昭和男のお父さんが男手一つで息子を育て上げるという、子どものいる人、特に息子を持っている人にとっては涙なしでは見られないドラマということでした。
この息子役が「天皇の料理番」で絶賛された佐藤健さんだったわけですが、佐藤健さんはそもそもROOKIESでブレイクした人ですからね、すごい。全部羽毛田さんが音楽担当。
ROOKIESではものすごいドレッドヘアで目立ってたけど、キャラ的には大人しめというか、こんなに大躍進するとは思わなかった。
同じくROOKIESのメンバーで、かなりキャラが立っていた桐谷健太さんとともに「天皇の料理番」でも大活躍でした。

「最高の人生の終り方」は、ジャニーズの山下智久さん扮する主人公がサラリーマンから葬儀屋さんに転身して、葬儀を通じていろいろな人の人生に触れ、成長していくというストーリーでしたが、ここで羽毛田さんの大好きだったおばあさんが最近亡くなった話をしていました。
大正生まれで、GHQがいた頃そのお世話をする仕事をされていたそうで、そのころの銀座の話など、羽毛田さんはおばあさんの話を聞くのが大好きだったとか。天国のおばあさんがこの曲を聴いていてくれたらいいなと思って演奏します、と言っていました。

ミュージシャンには2パターンある、という話には、私もはげしく同意!
私が主宰してるバンドでも、子どもの頃から音楽はやってるけど趣味の範囲で音大には行かなかった人と、音大出身でクラシックを学んできた人がいるんだけど、まさにこの通りです。
趣味チームは雰囲気で演奏しちゃうので、打合せも譜読みすんごくアバウト。でも、臨機応変に対応可能。
対して、音大チームと演奏するときは楽譜に忠実なので、ここ間が空くからアドリブ入れて、は「ムリ」と言われます。でも打合せはすごく密にやるし、しっかり演奏してくれる。プロの世界でもそうなんだなと思いました。

で、音大出身ながら、臨機応変に対応できる結城さんと演奏したのは、Rさんが書かれている通り「獣医ドリトル」の「1001」でした。ドラマは見たんだけど、「1001」ってなんだったっけ?1001匹ワンちゃん?
羽毛田さんは以前チェリストの柏木広樹さんと「地球に乾杯」や「黄昏のビギン」のチェロバージョンをCD化してましたが、もともとチェロの音色がすごく好きなんだそうです。なので、この「1001」や、その次に演奏した「ごめんね青春!」の「恋の予感」のような曲が生まれたんですね。

一本さんの異色の経歴に端を発した羽毛田さんの音楽歴の話、私は「ギターを持って吉田拓郎になる!」あたりからビートルズぐらいまでをよく知っているわけですが、その後「お宝調査隊」と称していろいろリサーチしたことがあって、「あぁ、ファンクバンドのAFRIKAの頃ね」とか「初期の制服向上委員会ね」とか「TRANCE ZONEとかJUPITER PROJECTのころね」などとリサーチの成果を思い浮かべていました。
けっこうこの頃の希少CDも所有していますけど、確かに当時の仲間の方々は、羽毛田さんがサントリーホールでピアノ弾いてるなんて!という感じかも。
底知れない深さの引き出しを無数に持っている羽毛田さんこそ、恐るべし。

さて、ここまでほとんど演奏のことは書かずにMCネタばかりなので、演奏についても少々。
二部最初の「この空と大地の出会う場所」は、私の自前調査によると、羽毛田さんが好き!という人のほとんどの人が「好き!」と言っている曲だと思います。(たぶん)
この曲を作った時、ネットで羽毛田さんが「美メロの魔術師」と呼ばれているのを見たことがありましした。すごい表現だけど、この曲を聴いていると確かに!と思ってしまう。本当に美しいメロディーです。
いったいどんなきっかけでこんなメロディが浮かんだのかと、当時思いましたが、それから10年以上たった今でもその輝きは失せることなく、生演奏で聴くたびに心が洗われる気がします。
そして、次の「氷点2001」の二曲。これは寝落ちも恐れず目をつぶって聴きました。メインテーマでは、ピアノとチェロとコントラバスが溶け合って…。至福。
氷点2001サントラについて語りたいがために、このfishive!を作りましたから、これはもう超スペシャルフォーミーです。この他にも、まだまだいっぱい名曲がてんこ盛りのアルバムです。これだけでコンサートをしてほしいくらい。
目をつぶって太陽の仔とメインテーマを聴くと、なんだか2001年当時のいろいろなことが思い出されて(Windows Me買ったなーとか<違)、なつかしさでいっぱいになりました。私の「泣きそう」ポイントはここだったなー。

次の「臨死体験」では、Rさんが書いている通り、「live imageで演奏した後拍手が小さい」、あ、羽毛田さんもやっぱり気が付いていたんだなと思いました。
私もこの間のlive imageで、なんだか拍手のしにくい客席の雰囲気を感じて、なぜかなと思っていました。
映像が大迫力で曲と実にマッチしていたので、みんな引き込まれてしまったというのもあるし、曲の最後が「さあ終わるよ!」という展開ではなく、フェイドアウトするような感じだったというのもあったかも。
え?終わった?拍手していいの?みたいな。
live imageで演奏される曲の感じとしては、かなり異色な曲調だったというのもあったのかもしれません。
(決して羽毛田さんの言うような、みんな合掌していたから、ではないと思う!)

今回、羽毛田さんの一連の作品を聴き続けた流れでこの曲を聴いて思ったのは、羽毛田さんの作る曲、そしてそれを演奏するピアノの音色は、ものすごくはっきりした温度や湿度や色彩を持っているなということでした。
「この空と大地の出会う場所」で感じるのはほとばしる清流とさわやかな湿度だし、「とんび」などのヒューマンドラマの音楽で感じるのは木質の温もりだったり。
そしてこの「臨死体験」では、金属やガラス繊維のような硬さ、冷たさだったり。
まさに攻殻機動隊の光学迷彩のように、それぞれのテーマに溶け込むピアノの音。
別人のように、さまざまに表情を変えるアウトプットは、たくさんの経験と変幻自在の音楽人生によって形作られたものなのか?
この不思議が、私が友人ということを超えて、音楽家としての羽毛田さんに惹きつけられる理由なんだなと、改めて思いました。

続いて、今回のメインエベントとも言える「天皇の料理番」メドレーでした。
本当にドラマが高評価だったので、音楽ともども長く人の記憶に残るとよいなと思います。毎クールたくさんのドラマが生み出されるので、忘れ去られがちだけど、過去のものになってほしくないドラマでした。

今回のメドレーの曲目ですが、羽毛田さんが最初アコーディオンがわりの鍵盤ハーモニカをかなり長く吹いていたのでこれは「篤蔵のワルツ」だったかな、次はチェロのちょっとつらい感じの曲だったので「葛藤」かな、最後はメインテーマだな、とまだサントラ買ったばかりで自信がなかったので、これは羽毛田さんに確認したほうが早い!と思って聞いてみましたところ、やはり「篤蔵のワルツ」〜「葛藤」〜「明日の夢」でした。
私は管楽器ばかり演奏するので常に口や呼吸器に意識が集中しますが、羽毛田さんの場合ふだんは全く使わないので、こうして鍵盤ハーモニカを吹いているのを見ると、「ああ勝手が違う」とか「ああ息苦しい」とか思っているのかなと、変な所ばかり気になりました。そして、よく考えてみると羽毛田さんはちょっと篤蔵に似ているのかも、と思いました。
明るく前向きな感じとか、全然できないことも果敢にチャレンジして、猛練習してできるようになっちゃうところ、そして自分がこれだ!と思うことに忠実なところ、などなど。癇癪持ちではないと思うけれど。

最後のシメの曲は、前回と同じくArmand's rumbaとLibertangoでした。
Armand's rumbaは天野さん→羽毛田さん→結城さん→一本さんと、フレーズをリレーしていくところが素晴らしかったです。
天野さんが出したお題に従って、順々にフレーズをひねりだすというアドリブ瞬間技がスリリングで、ほんとにブラボー!な四人組でした。
Libertangoは、有名なヨー・ヨー・マさんのチェロバージョンが強く記憶にあるわけですが、それを髣髴させる結城さんのチェロを大きくクローズアップしたアレンジでした。

あれ、そういえば今日はゲストいなかったなと気が付いたときにはもうアンコールでした。
天野さんとのMy Favorite Thingsはアンコールの定番となりつつありますが、live imageの時のものよりずっと自由度高く、それぞれの個性やテクニックが楽しめて全然あきません。
毎回季節やゲストに合わせてセレクトされる2曲目は夏らしくサンバでしたが、一般受けするボサノバの有名曲などではなく、「Samba De Orfeu」を選ぶところが心憎し!
映画「黒いオルフェ」の1曲ですが、ライブで演奏されているのはあまり聴いたことがなくて、わ―この曲久しぶりに聴いたなぁ!と思いました。
「黒いオルフェ」は「カーニバルの朝」をよく自分でも演奏するので、ここ来てくれたか!とうれしかったです。

東京終わった!

ということで、羽毛田さんは今年新春からほんとに切れ目なく仕事が続いて大変だった中迎えた3回目のソロコンサート初日でしたが、昨年の経験をふまえつつMCも楽しくバランスよく、メンバーの息もさらにぴったり合った感じで、image la plumeの原型が固まってきたなという印象でした。
ひとつの形にこだわらず、変幻自在にいろんなことにチャレンジしてほしいというのは私のひそかな願いだけどね。
でも、たとえどんな形になるにしても、やっぱり羽毛田さんはセッションを大事にするんだろうなと思いました。
以前葉加瀬太郎さんが同じようなことをおっしゃってましたが、たとえソロアルバム、ソロコンサートでも、羽毛田さんは他の人とセッションすることでより魅力が増している気がします。
メンバーの配置も、自分のコンサートだけど、ピアノは後ろにいて一番前の真ん中にいるのはチェロの結城さんだし。1人で演奏しているより、誰かと演奏している方が断然楽しそうだしね。
次はぜひ、管楽器系の人ともセッションしてほしい!(お願いだらけ!)

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